2023.12.31 03:38Q&A テーマ(68)Q)父から相続を受けた地方の平屋建て木造住宅、築60年。使用予定なく売却したいものの、全く買い手がつきません。どうしたらいいでしょうか。A) 空き家にして所有し続けるリスクを考えると、一刻も早く手放したいと思います。どうしても売れない場合は、売り価格は二束三文でも、買取業者に相談するのも方法かと。解体費用を負担してもらえるケースが多いです。他解体費用は自己負担前提で隣家に贈与する方法も考えられます。個別ケースで違うため、ご相談下さい。
2023.12.26 07:04Q&A テーマ(67)Q)5年前に父が亡くなり、家を譲り受けました。手続きが面倒で放っておきましたものの、名義変更はどのようにしたらいいですか。A) 名義変更は、必要書類を法務局に届出する必要があります。士業にご依頼の場合は、司法書士の先生となります。来年4月から名義変更は義務化となります為、ご留意下さい。必要書類は、遺産分割協議書や被相続人・相続人の戸籍等で、煩雑な場合は弊所もお手伝い可能です。
2023.12.23 04:49Q&A テーマ(66)Q)母が亡くなり、遺書に相続は全て長女にと書かれていました。次女の私にも相続権があるので少しは貰いたいのですが、裁判以外の方法はありますか。A) できるだけ裁判に発展する前に話し合いで解決したいですね。まずはお気持ちをお姉様にお伝え(場合により遺留分を依頼)という形での相談がよろしいかと思います。そこでご納得いただけないようでしたら、裁判所での調停の段階に入り、そこで物別れになった場合の最終段階で裁判ということになります。
2023.12.23 04:47Q&A テーマ(65)Q)父が亡くなり、父の銀行口座が凍結されました。解除の方法を教えて下さい。A) 主に2つの方法があり、お父様名義の口座を名義変更するか、口座を解約し払い戻しを受けるか、です。どちらにしても銀行に提出する必要書類を用意します。必要書類は銀行により多少違いますが、お父様の出生から死亡までの戸籍謄本・遺産分割協議書・相続人全員の戸籍謄本・相続人全員の印鑑証明書などです。弊所でも書類収集などの代行可能です。
2023.12.17 01:01Q&A テーマ(64)Q)父が余命僅かと診断され、意識がある内に遺言書を作成したいのですが、代筆は可能ですか。A)遺言書は基本、親族であっても代筆は出来ません。ただし、公正役場が作成する公正証書遺言であれば第三者の代筆も可能になります。また病院を出られない場合は、公証人に病院へ来ていただくこともできます。詳細はお尋ねください。
2023.12.17 00:07Q&A テーマ(63) Q)私の資産は500万円程度の不動産以外には何もありません。それでも遺言書を残した方が良いものでしょうか。Q) はい、遺言書は残された方がいいと思います。実は相続で争いになっているのは、遺産額1000万円以下で35%、1000~5000万円で43%と全体の8割近くが遺産額5000万円以下となっています。トラブルを防ぐためにもお勧めいたします。
2023.12.10 07:39Q&A テーマ(62)Q)疎遠だった父が他界したとの連絡が父の親族からありました。親戚関係や相続人が明確に分かっておらずどうしたらいいでしょうか。A)まずは相続人の調査が必要になります。ご相談者様以外の相続人を把握するため、お父様の戸籍謄本で確認いたします。他の相続人が分かれば、ご相談しながら進める方が後で揉めないと思われます。戸籍を読み解くことは簡単ではないことも多く、弊所でお手伝いも可能です。ご検討下さい。
2023.12.10 07:17Q&A テーマ(61)Q)父亡き後、お墓の面倒を見てほしいと親族に言われました。しかし遠方に住んでて困難です。相続放棄は可能でしょうか。A) お墓は相続財産の対象ではない為、放棄はできません。逆にお墓を守り管理する人を「祭祀(さいし)承継者」といい、必ず決める必要があります。管理費や労力もかかるため、続けられない場合は、親族やお寺とも相談し、墓じまいや永代供養墓を検討も必要かと思います。一度ご相談下さい。
2023.12.02 05:34Q&A テーマ(60)Q)父が亡くなり相続を兄と協議中です。ただ以前父が私の独立時の事業資金を援助してくれた為、それは生前贈与にあたるとの兄の主張は正しいでしょうか。A)正しいと思われます。「特別受益」という制度で、生前贈与等で特別の利益を受けた相続人と、そうではない相続人の不平等を是正するものです。但しお父様の遺言書にその援助はご相談者様の相続に入れないとのご遺志があれば、特別受益には当りません。
2023.12.02 05:30Q&A テーマ(59)Q) 遺言書を作成予定です。その中で「財産目録」が必要とのことで、具体的には何を記載するのですか。書式はありますか。A)遺言書に添える「財産目録」には、具体的に「不動産・預貯金・保険・その他資産(株や債権等)・デジタル資産・負債」を記載します。それぞれ概算金額を入れ、きるだけ具体的に記入します。書式は決まっていません。弊所でお伝え出来ますので、ご相談下さい。
2023.12.02 04:40Q&A テーマ(58)Q)実家を相続予定なものの、隣農地も所有しており、農地は売れそうにありません。農地のみ遺産放棄は可能でしょうか。A)相続財産の全てを相続するか放棄するかの選択となります。よって農地のみの放棄はできません。また農地の売却は一般的な宅地の売却とは異なり、農地法に基づく許可が必要です。宅地に転用してからの売却の検討の余地もあるかと思われ、一度ご相談下さい。
2023.12.02 04:36Q&A テーマ(57)Q)父の遺産相続から2年経って別途父所有の土地が出てきました。再度遺産分割等の手続きが必要ですか。A)再度相続手続きが必要で、場合により遺産分割協議も必要になると思われます。また、24年4月より民法・不動産登記法の改正が行われ、お父様の名義のままにして3年経過すると罰則が科される可能性があります。その点もご留意ください。